人気ブログランキング | 話題のタグを見る

管理人:夜月(よつき)


by yotuki009900
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

アイシールド21 第11巻

アイシールド21 第11巻 稲垣 理一郎 (著), 村田 雄介 (イラスト) 
集英社(ジャンプコミックス)

題材はスポーツ。
と言っても珍しい部類に入るであろう、アメリカンフットボール!

まぁ、スラムダンクが始まった時もバスケなんてそれほどメジャーでもなかったが、
今ではすっかり有名スポーツである。
ジャンプコミックは原作者を立てる漫画が結構多い。
ヒカルの碁然り、デスノート然りである。
他にもダイの大冒険やらヒット作品を多く生み出している。
アイシールドも大ヒットといくだろうか?

今回の巻は
秋季大会が始まる前のお話。
見所は王城の桜庭の挫折と復活。

努力し、力をつける。しかし、どうしても進に勝つ事が出来ない桜庭。
どんなに努力しても進に勝てないと理解った先にあるものは挫折。
降りしきる雨の中で嘆く桜庭。
そして次の週で、王城のクオーターバック高見の一言で復活。
って、おおーい。
ハエーよ、早すぎ。立ち直るの早すぎ。
凡人、桜庭がどのように天才達と張り合うのか?というのが、
アイシールドを読む上での楽しみの一つだった。
結果として、高見と二人で天才達と張り合おうということになったのだが、
そこはイイ。
そこはいいのだが、そのプロセスが早すぎる・・・。
もうちょっと桜庭には苦悩してほしかったぜ。

アイシールド自体が物語進行自体がすごい早い。
試合もあまり話数を使わずに進んでしまう。
スラムダンクとかは一試合が長かったw
が、だからこそ面白かった。

アイシールドは題材は面白い。
専門職のスポーツなので、万能ではなく、一芸。
キャラクターが出るスポーツなのに、
その点をじっくり書くにはもっと一試合の話数を伸ばしてもいいんじゃないか?

いい作品だが、一味足らない。
そんな話ばっかりだ。

多分、今回の大会で終了だろう。
現在の2年が抜けてまで続ける漫画ではない気がする。
今後の試合運びに期待である。
by yotuki009900 | 2004-12-09 09:14 |