今年はこのマンガが面白かった!2009 4コマ部門 1位
2009年 12月 19日
先日は、眠くて仕方なかったので、寝ました。
今週一週間は久々に疲れた。仕事とか。色々と。
さて、今年はこのマンガが面白かった!2009 4コマ部門、第1位を発表する前に少し口上を。
自分は、あんまし4コマ漫画は読まない方だったのですが、最近はいわゆる『きらら系』と呼ばれている(であろう)、可愛い女の娘キャラがでてくるようなモノが増えたので、チョコチョコ購入量が増えてきました。
そのため、私が購入している4コマの傾向からすると、どうしてもキャラクター重視・ストーリー重視のものが多いです。
その中には、単に4コマのコマ割をしたストーリー漫画を淡々と読ませるようなものも少なく、先日紹介した第2位の『背伸びして情熱』なんかはその典型。
決して、ソレが悪いとは言いませんが、しかし本来の4コマとは1本4コマ(縦1列)での面白さが重要なのでは?と自分は思っています。
それじゃぁ、それを加味して、一番面白い4コマってどれだったのさ?
という視点で、1位を選びました。
さて、長くなりましたが、それでは。
今年はこのマンガが面白かった!2009 4コマ部門の第1位の発表です!
ダカダカダカダカダカダカダカダカッ♪
ジャンッ!
堂々の第1位!
きゆづきさとこ 先生作、『GA 芸術科アートデザインクラス 3』
ワ~。パチパチパチ♪
『GA 芸術科アートデザインクラス』より、如月ちゃん。
さて、ある程度予想がついていたかもしれませんが、今年の1番面白かった4コマは、やはり『GA』でした。
アニメ化などがありかなり有利でしたが、自分では極力アニメ補正を無くそうと努力し、最初は1位から外れるかな、と思っていましたが、一通りの4コマ漫画を読み返した後、その考えを改めました。
GA、読み返してみるとやはり面白いです。
4コマ漫画として頭1つレベルが抜きん出てている感じ。
今回は3巻ということもあり、それぞれのキャラクターがこなれて来た感じなのでなお良いです。
特に、3巻の中では24ページから31ページにかけての、あーさんぶちさんの回が秀逸。
この話があったから、1位が揺るぎないものになりました。
さて、GAの良さは、絵柄の可愛さやカラーページの多さ。内容の濃さなど色々と上げられていますが、それよりなにより、私は『話作りの上手さ』を上げたい。
GAの話は本当に良くできている。
まず、1話(おそらく、雑誌掲載1回分)としての『起承転結』がしっかりとできている点。
また、目線を変えて縦に見たときに4コマ1本としての『起承転結』が成立している点。
このどちらかを満たしているものは色々あるのではないかと思いますが、この両方が上手く描けている4コマは珍しいのではないでしょうか。
特に、4コマ1本としての面白さの質が高く、ストーリーとして続きものであるにもかかわらず、毎回といっていいほど1本でごとの4コマ目でちゃんとオチてるんですよね。それが連続するので息継ぎする間もないぐらい一気に読めてしまいます。
自分が4コマ漫画を読む時の視線の流れというのは、1コマ目、2コマ目、3コマ目、4コマ目を見て最後にその4コマのタイトルを見る。最後タイトルを見た際に、パズルのピースがはまるように、ニヤッ、とできればソレは良い4コマ、だと思っています。
自分も4コマ描く際にはそこを注意しています。
きゆづき先生以外に、タイトルうまいなぁ、と思うのは海藍先生かな。今年は残念ながら、発行された本が無いので、ノミネートされていないけど。
中にはタイトルが無い4コマなんかもありますが、あれは4コマとしての面白さの半分を捨てている感じがします。考えるのが大変でしょうが、タイトルはあったほうが断然に面白い。
さて、話がそれてしまいました。
GA 3巻を一言でまとめると、
『4コマ漫画としての面白さとストーリーの面白さが両立している稀有な漫画』でしょうか。
今年発売の巻に限定すればGAは文句なしの1位です。
【4コマ部門 ノミネート作品一覧】
WORKING!! 6 高津カリノ
スケッチブック 6 小箱とたん
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 4(完) D・キッサン
GA 芸術科アートデザインクラス 3 きゆづきさとこ
あっちこっち 2 異識
ヒントでみんと! 2(完) ボマーン
ほほかベーカリー 2 ボマーン
空の下屋根の中 1 双見酔
はるみねーしょん 1 大沖
○本の住人 3 kashmir
背伸びして情熱 仙石寛子
メロ3! 1 野々原ちき
nonote 野々原ちき
三者三葉 7 荒井チェリー
CIRCLE さ~くる 2 榊
きつねさんに化かされたい! 4(完) 桑原ひひひ
総天然色 乙女組 2 みなづき忍
でらぐい 1 望月和臣
PET・WIZ 1 森田夏菜
放課後プレイ 黒咲練導
コンビニ番町 1 ふくた伊佐央
今週一週間は久々に疲れた。仕事とか。色々と。
さて、今年はこのマンガが面白かった!2009 4コマ部門、第1位を発表する前に少し口上を。
自分は、あんまし4コマ漫画は読まない方だったのですが、最近はいわゆる『きらら系』と呼ばれている(であろう)、可愛い女の娘キャラがでてくるようなモノが増えたので、チョコチョコ購入量が増えてきました。
そのため、私が購入している4コマの傾向からすると、どうしてもキャラクター重視・ストーリー重視のものが多いです。
その中には、単に4コマのコマ割をしたストーリー漫画を淡々と読ませるようなものも少なく、先日紹介した第2位の『背伸びして情熱』なんかはその典型。
決して、ソレが悪いとは言いませんが、しかし本来の4コマとは1本4コマ(縦1列)での面白さが重要なのでは?と自分は思っています。
それじゃぁ、それを加味して、一番面白い4コマってどれだったのさ?
という視点で、1位を選びました。
さて、長くなりましたが、それでは。
今年はこのマンガが面白かった!2009 4コマ部門の第1位の発表です!
ダカダカダカダカダカダカダカダカッ♪
ジャンッ!
堂々の第1位!
きゆづきさとこ 先生作、『GA 芸術科アートデザインクラス 3』
ワ~。パチパチパチ♪
『GA 芸術科アートデザインクラス』より、如月ちゃん。
さて、ある程度予想がついていたかもしれませんが、今年の1番面白かった4コマは、やはり『GA』でした。
アニメ化などがありかなり有利でしたが、自分では極力アニメ補正を無くそうと努力し、最初は1位から外れるかな、と思っていましたが、一通りの4コマ漫画を読み返した後、その考えを改めました。
GA、読み返してみるとやはり面白いです。
4コマ漫画として頭1つレベルが抜きん出てている感じ。
今回は3巻ということもあり、それぞれのキャラクターがこなれて来た感じなのでなお良いです。
特に、3巻の中では24ページから31ページにかけての、あーさんぶちさんの回が秀逸。
この話があったから、1位が揺るぎないものになりました。
さて、GAの良さは、絵柄の可愛さやカラーページの多さ。内容の濃さなど色々と上げられていますが、それよりなにより、私は『話作りの上手さ』を上げたい。
GAの話は本当に良くできている。
まず、1話(おそらく、雑誌掲載1回分)としての『起承転結』がしっかりとできている点。
また、目線を変えて縦に見たときに4コマ1本としての『起承転結』が成立している点。
このどちらかを満たしているものは色々あるのではないかと思いますが、この両方が上手く描けている4コマは珍しいのではないでしょうか。
特に、4コマ1本としての面白さの質が高く、ストーリーとして続きものであるにもかかわらず、毎回といっていいほど1本でごとの4コマ目でちゃんとオチてるんですよね。それが連続するので息継ぎする間もないぐらい一気に読めてしまいます。
自分が4コマ漫画を読む時の視線の流れというのは、1コマ目、2コマ目、3コマ目、4コマ目を見て最後にその4コマのタイトルを見る。最後タイトルを見た際に、パズルのピースがはまるように、ニヤッ、とできればソレは良い4コマ、だと思っています。
自分も4コマ描く際にはそこを注意しています。
きゆづき先生以外に、タイトルうまいなぁ、と思うのは海藍先生かな。今年は残念ながら、発行された本が無いので、ノミネートされていないけど。
中にはタイトルが無い4コマなんかもありますが、あれは4コマとしての面白さの半分を捨てている感じがします。考えるのが大変でしょうが、タイトルはあったほうが断然に面白い。
さて、話がそれてしまいました。
GA 3巻を一言でまとめると、
『4コマ漫画としての面白さとストーリーの面白さが両立している稀有な漫画』でしょうか。
今年発売の巻に限定すればGAは文句なしの1位です。
【4コマ部門 ノミネート作品一覧】
WORKING!! 6 高津カリノ
スケッチブック 6 小箱とたん
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 4(完) D・キッサン
GA 芸術科アートデザインクラス 3 きゆづきさとこ
あっちこっち 2 異識
ヒントでみんと! 2(完) ボマーン
ほほかベーカリー 2 ボマーン
空の下屋根の中 1 双見酔
はるみねーしょん 1 大沖
○本の住人 3 kashmir
背伸びして情熱 仙石寛子
メロ3! 1 野々原ちき
nonote 野々原ちき
三者三葉 7 荒井チェリー
CIRCLE さ~くる 2 榊
きつねさんに化かされたい! 4(完) 桑原ひひひ
総天然色 乙女組 2 みなづき忍
でらぐい 1 望月和臣
PET・WIZ 1 森田夏菜
放課後プレイ 黒咲練導
コンビニ番町 1 ふくた伊佐央
by yotuki009900
| 2009-12-19 01:00
| 漫面 2009年